九州建設アスベスト訴訟を支える会

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    企業絞ってその責任問う

    九州建設アスベスト訴訟第5回期日

    すべての被害者救済へ原告団頑張ります

    12月19日、九州建設アスベスト訴訟の第5回期日が、福岡高等裁判所でおこなわれ、訴訟団、支援団体182人が参加しました。

    期日の前に福建労各支部は、アスベスト訴訟のことを地域で知ってもらおうと、宣伝行動をおこない期日に参加しました。

    宣伝行動では、アスベスト被害について、アスベストが禁止されたことを知っており、「もう終わったことでは?」等の反応もあり、改めて宣伝行動の重要性を感じたとの感想が寄せられました。

    1時15分からおこなわれた門前集会では、期日で意見陳述をおこなう予定の平元薫原告団長と南嶋秀子遺族原告が、決意表明をおこないました。

    門前集会後、傍聴席に入りきれなかった支援者は、中央市民センター大ホールで、DVDを上映。「九州建設アスベスト訴訟へ」と「引き継いだ意志」を視聴しました。

    参加者からは「あらためて亡くなった人たちの『アスベストで苦しんでいる後に続く人たちのために闘う』との想いを聞き、大きな運動にしていかないといけないと決意を新たにした」などの感想が寄せられました。

    その後の期日報告集会では、山本弁護団団長が、原告は2人ともしっかり陳述され、新しい裁判長に十分伝わったのではないかとのべ、今回は被告企業を絞ったと報告しました。
    陳述者の平元団長は、いのちの限り闘うと表明。南嶋さんは、法廷でも亡くなった夫の俳句を読んで訴えたとのべ、その句を披露しました。
    国への陳述と企業への陳述のポイントをそれぞれの弁護士が説明しました。

    今後の日程

    九州建設アスベスト訴訟 第2陣提訴に向けた説明会 2017年1月27日
    北海道建設アスベスト訴訟 地裁判決 2017年2月14日
    九州建設アスベスト訴訟第6回高裁期日(次回期日) 2017年2月27日

    「あさがおの会」学習交流会

    同じ気持ち抱え 励まし合いながら活動

    あさがおの会 学習交流会4月の総会から7か月。「あさがおの会」学習交流会を11月23日(祝)博多バスターミナルにて開催。

    秋雨が続き足元の悪い中でしたが、総勢35人(福建労から会員12人含む29人、弁護士6人)の参加で、久々の再会を喜び合う姿もありました。

    今年度就任した茨木あさがおの会会長からのあいさつでは「口下手だから…」と緊張しながらも、九州建設アスベスト訴訟でも一生懸命頑張りたいとの思いを参加者に向け訴えました。

    建設アスベスト訴訟の全国情勢と今後の展望をテーマに首都圏訴訟統一本部作成のDVD上映と福留弁護士を講師に学習しました。

    昼食交流会では、参加者みなさんでテーブルを囲み、近況など交流しました。

    北九州支部の柴田さん(あさがおの会副会長)が「1月の関西判決は本当に嬉しかった。6月には全国公害被害者行動に参加した。国は被害者と向き合ってほしい」と、取り組みやその成果の中で切実な思いを強くしていることや、大牟田支部の石橋さんからは来年3月で7回忌を迎え節目となることなどを話しました。7月にご主人を亡くされたばかりの松田竜子さんもあいさつ。現在、労災申請中ですが、九州建設アスベスト訴訟の原告になって無念を晴らしたいと訴えました。また、この日にあさがおの会に入会しました。

    他にも、弁護士の國嶋さんが「首都圏のDVDを見る時や勉強会を開く時は、ぜひ(講師として)声をかけて欲しい」。会員のいない支部からも書記が参加し、「被害掘り起しの課題に力を入れていく」と気持ちを新たにしました。

    あさがおの会は、福建労を中心に「ひとりぼっちの被害者を出さない」「アスベスト疾患に悩む患者・家族・遺族の駆け込み寺」を理念にアスベストで大事な人の命を奪われた悔しさや辛さを共有し、時には同じ涙を流し、お互いを励まし合い、笑い合いながら活動しています。

    今後、被害が見込まれる中、名実ともに「ひとりぼっちの被害者を出さない」ための交流組織になるよう尽力することが求められています。

    「あさがおの会」とはあさがおの会

    九州建設アスベスト訴訟 第4回期日ひらく

    早期解決のために基金創設を

    九州建設アスベスト訴訟 第4回期日

    「勝つまで闘うぞ」と原告団、弁護団、
    支援者みんなで団結ガンバロー!

    9月12日、九州建設アスベスト訴訟第4回期日が福岡高等裁判所でおこなわれました。朝から降り続く雨で、朝の宣伝行動、門前集会はできなかったものの、福建労支部、支援団体などから150人を超える参加者でした。

    参加者全員が傍聴席に入りきれないため、傍聴する支援者以外は、中央市民センターでおこなわれた國嶋弁護士の講師による「アスベスト学習会」に参加しました。

    学習会で國嶋弁護士は、訴訟の目的について、「経済発展を理由に、国はアスベストが危険だと知りながらそれを認めてきた。企業もわかっていながら使い続けてきた。その国と企業の責任を明確にして、あやまらせて償わせることが第一だ。そうしなければまた同じ過ちを繰り返す」とのべました。さらに「じん肺被害では、日本で最大の被害数を出しているのがアスベスト。その被害は建設労働者に集中している。建材メーカーと国がこの事態を発生させた」と強調しました。さらに「国に基金を創設させて、国会にも働きかけて早期の解決をめざそう」と訴えました。

    報告集会では、体調不良のために病院に入院していて参加できなかった平元原告団長の参加者への手紙を紹介。石原原告副団長の決意表明、また期日で陳述した石橋原告と津野原告が、陳述の報告をおこない、決意表明をおこないました。山本弁護団長が裁判の経過をのべ、支援団体の福建労下川委員長、熊建労代表、西日本じん肺訴訟長崎請求団代表、築炉じん肺第二陣訴訟のことを、建交労大牟田の平川さんがそれぞれあいさつしました。その他に訴訟弁護団が裁判の報告をおこないました。

    また夫を昨年の6月に中皮腫で亡くし、ご自分で「あさがおの会」を探して入会された方が、あいさつしました。

    土井支える会会長が、閉会あいさつと団結ガンバロウーをおこない閉会しました。

    次回期日は、12月19日です。

    福岡築炉(ちくろ)じん肺訴訟第2陣訴訟はじまる

    福岡築炉じん肺第2陣訴訟 門前集会

    門前集会の様子

    8月23日(火)、福岡築炉じん肺第2陣訴訟の第1回が福岡地裁で行われました。築炉じん肺訴訟は、㈱ヤマサキと㈱大和工業を被告に闘っています。

    約100人が支援に集まり、福建労から九州建設アスベスト訴訟団原告の石原さん、石橋さん、原告候補の丸山さん、本部書記3人の合計6人が参加しました。

    第2陣では3人が提訴し、合計5人となります。この日の期日は、50年に渡り築炉工(※①)として従事した森照男さんと2人の弁護士が、じん肺(※②)という病気がいかに過酷なものであるのか、その辛さについて意見陳述を行いました。

    森さんは、管理2のじん肺管理区分です。日課の犬の散歩が年々苦しくなっている。また、病状も進んでいる、いつ肺がんになるか分からない胸中を時折苦しそうにしながらも裁判官に訴えました。

    報告集会でも、森さんの奥さんより普段の生活がきつい様子と夫婦ともに不安の中で生活していることを述べました。5つの団体より連帯挨拶を行い、九州建設アスベスト訴訟団からは石原副団長より行いました。

     

    ※① 製鉄所の高炉などを作ることを築炉といいます。レンガ積みをしたり、補修のために壊したりして粉じんを吸引します。また耐火のためにアスベストも使用します。

    ※② じん肺とは、呼吸する際に、長期間粉じんや微粒子を吸引し続けることで、これらが肺の細胞に蓄積されると起こる肺の疾患を総称したものです。 粉じんの中で長期間働くような職業の方に多く見られる、職業性の肺疾患で、炭坑作業員じん肺症などと呼ばれることもあります。

    建設アスベストの早期解決をめざす全国決起集会

    石綿被害補償の基金創設を

    初めて企業が交渉の場に

    太平洋セメントを3,000人で包囲

    太平洋セメントを3,000人で包囲

    5月20日「建設アスベストの早期解決をめざす全国決起集会」が日比谷野外音楽堂で開催されました。

    全国で闘っている建設アスベスト訴訟の原告団をはじめ、それらを支援する首都圏の組合を中心に3000人が結集しました。
    九州建設アスベスト訴訟団からも7人が参加しました。

    比谷野外音楽堂で抗議行動

    国とアスベスト企業は被害者にあやまれとプラカード
    (日比谷野外音楽堂で)

    集会では初めにこの間、一緒に闘いながらも判決を聞けずに亡くなられた原告たちや、闘いの半ばにして亡くなった原告たちに黙とうが捧げられました。(首都圏132人・京都15人・九州7人など150人を超える)

    各党の国会議員も参加し、私たちが求める「石綿被害者補償基金制度」の創設をめざして全力で取り組むと、それぞれがあいさつをされました。また、大阪・京都・福岡の各地裁で共に闘ってきた弁護団や首都圏の原告からも現状報告と決意表明がおこなわれました。
    最後に、すべての仲間が救済されるために、基金制度の創設による早期解決をめざして全力で闘って行く事を参加者全員で意思統一しました。

    集会後に予定されていた製造企業交渉では、これまで、被害者の悲痛な声すら聴かなかった「ニチアス」が交渉の場につくことになりました。(5月31日交渉)
    一方交渉に応じない「太平洋セメント」には、集会参加者3000人全員で、抗議行動をおこないました。「太平洋セメント」が入居するビルを包囲し、「被害者に、あやまれ・つぐなえ」と、怒気を伴う声で抗議しました。

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