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九州建設アスベスト訴訟とは
アスベストの粉じんによって重篤な病気を発症
アスベスト(石綿)は、安価である上に、耐熱性・耐火性が非常に高く、セメントなどに混ぜると耐久性も増すなどの性質を持っていたため、多くの建設材料に使われてきました。しかし、鉄骨にアスベストを吹き付けたり、アスベストを含んだ建材を切断したりする際に、飛び散った粉じんを体に吸い込むと長期間の潜伏機関(10年~40年)を経て、肺がんや中皮腫などの重い病気を発症します。
被害者が立ち上がり、国と建材メーカーに賠償を求める訴訟を提訴
勝訴判決を積み重ね、被害者の全面救済と被害の根絶をめざします
全国6地域(北海道、東京、神奈川、京都、大阪、九州)で、500人を超える被害者や遺族が、危険性を知りながら規制を怠ってきた国と営利を優先し製造販売を続けてきた大手建材メーカーを相手取り、損害賠償を求めた裁判が「建設アスベスト訴訟」です。
九州建設アスベスト訴訟は、2011年10月に福岡地裁へ提訴。2度の追加提訴で48人の原告となり、2014年3月19日、21回の期日をもって結審となりました。
【支える会事務局】