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2021年06月02日(水)
建設アスベスト 全国いっせい緊急電話相談会
九州・中国地方から147件の相談
5月17日の最高裁判決を受けて19日より21日までの3日間、全国で一斉の建設アスベスト被害電話相談会を開催しました。各日、九州弁護団の弁護士、福建労書記を配置し延べ26人が福岡第一法律事務所で対応にあたりました。相談では、岡山県以南13の県の住民の皆さんから147件の相談が寄せられました。全国では700件を超える相談が寄せられています。
相談者のうち21件では、すでに労災保険や石綿健康被害救済法の認定を受けた皆さんで、「賠償請求をするにはどうすればよいか」という相談。また、半数を超える皆さんから、労災認定などの申請方法、手順についての相談。さらに「まだ発症はしていないが今後が心配」という相談も少なくありませんでした。これまで、アスベスト粉じんを吸ったことがある方々や「プラークがあると言われた」という方々から将来の健康不安が訴えられました。弁護団と組合で協議して対応が必要な皆さんについては、弁護士、訴訟送り出しの各団体で割り振りをして、さらに詳しい話を進める予定です。
【支える会事務局】