九州建設アスベスト訴訟を支える会

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    九州建設アスベスト2陣訴訟第9回期日

    最高裁決定受け止めない国の姿勢に怒り

    2021年1月28日2陣訴訟の第9回目の裁判が福岡地方裁判所で開かれ原告、弁護団、支援者など64人が集まりました。


    当日は、裁判所の判断で「傍聴なし」でおこなわれ、被害者遺族原告の意見陳述がおこなわれました。
    被害者(建築大工)は、一昨年8月に61歳で胸膜中皮腫のため死去。2019年3月の初診時に入院を指示され、自宅に戻ることなくわずか5カ月後に亡くなり、未だに心の整理もつかない遺族の苦しみが切々と語られました。


    弁護団から池上遊弁護士が、東京1陣訴訟の最高裁決定を受けて、九州を含め「全国で提訴している原告に対し、直ちに謝罪し、訴訟を早期に全面解決」するよう求めましたが、国の代理人は「反論を準備する」として最高裁の決定を受け止めない姿勢を見せ、原告、支援者の大きな怒りを買いました。

    九州建設アスベスト2陣訴訟第9回期日
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