九州建設アスベスト訴訟を支える会

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    建設アスベスト訴訟 ニチアス包囲行動

    賠償が確定したニチアスは被害者に面談して謝罪を
    国の救済基金に拠出して賠償責任を果たせ

    「建設アスベスト訴訟」は、国との間では和解による解決をみました。その一方で、国よりも先にアスベストの危険性を知り得る立場にあったアスベスト建材企業は、責任を認めないまま未だに被害者と裁判で争い続けています。1月25日と26日の両日、中心的な建材企業である「ニチアス」九州支社前などで、これまでにない大規模な宣伝行動をおこない謝罪と賠償を求めました。

    福岡と北九州の事業所に、のべ296人が参加

    両日とも、福岡市中央区の「九州支社」、北九州市八幡西区の「北九州営業所」に向けて昼休みの時間帯に行動。原告・弁護団・福建労各支部の役員など296人が参加しました。

    原告先頭に九州支社要請

    九州支社の宣伝前には1・2陣原告ら訴訟団12名が支社事務所を訪問。
    「最高裁判決後、国は責任を認め首相が被害原告に直接謝罪した。アスベスト建材シェアトップのニチアスもこれ以上先延ばしせず早期解決をはかれ」と要請書を渡して訴えました。この取り組みは、建設アスベスト訴訟全国連絡会として全国各地で取り組まれました。


    九州建設アスベスト訴訟  第1陣訴訟 原告団長
    平元薫さん

    国とは和解が成立しましたが、アスベストを使って私たちの命と健康を犠牲にしながら利益を上げ続けてきた建材企業は、和解を拒否しています。
    これは「反省をしていない」と言っているのと同じです。国が救済制度までつくったのに、建材企業の姿勢には怒りを覚えます。世間も許さないと思います。謝って賠償をしないといけないのは明らかです。いたずらに時間を延ばし、その間に沢山の原告の仲間が亡くなっていくのをこれ以上見たくはありません。ニチアスに限らず、アスベスト建材企業には、一日でも早く和解に応じることを望みます。


    九州建設アスベスト訴訟 第1陣訴訟 原告副団長
    石原律子さん

    裁判を闘って10年になります。
    2021年10月13日、国に勝利しました。体が資本の建設労働者。アスベストで苦しみながら亡くなった原告が半数以上です。危険とわかっていながら(アスベストを)使わせ続けた建材メーカーにも責任があると判決が出ているのに、それを認めようとしません。国は責任を認め総理大臣が被害者を前にして直接謝罪しました。建材メーカーも1日も早く責任を認めて原告に謝罪してほしいです。

    • 【支える会事務局】

      福岡県建設労働組合 県本部

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      福岡市南区清水1丁目22-9

      TEL 092-511-4703
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